ゲームマスターをする前に
ゲームマスターしかしないという方でも、プレイヤー登録は必須です。もし登録がまだなら、このサイトで遊ぶためにをよく読んで、登録を済ませておいてください。キャラクター作成ガイド#ルールブック・レギュレーションおよびセッション・グレードについても確認し、理解しておいてください。
以下が、SWWWでセッションを開催する上での決まりごとです。
SWWW2.5の特色
SWWWでは、1セッション毎にプレイヤー募集スレッドを立てる形で、セッション開催されます。つまり、参加者はセッション毎に入れ替わります。
このため、当サイトでは、GMがプレイヤー募集する際、予め共有しておく枠組みを提示し、それに同意したプレイヤーが応募する、という形式でセッションを運用します。
共有する枠組みとは、採用するルールブック・サプリメント、PCの強さ・レベル帯(グレード)、募集期間、開催予定日、セッションの傾向・雰囲気などのことです。
ルールブック・レギュレーションの指定
GMは募集時に、セッションで用いるルールブック・レギュレーションを指定します。プレイヤーはレギュレーションに従い「セッション用データ」を作成することになります。
このとき、必要と思われる選択ルールの使用・不使用も、併記すると良いでしょう。(防御ファンブル等)
セッション・グレードの指定
「セッション・グレード」は、SWWW独自のハウスルールです。1から10のから10段階が存在し、それぞれに「総経験点」「成長回数」「所持金合計」が設定されています。GMは、応募するセッションのグレードを指定します。プレイヤーは、GMが指定したグレードに沿って、自分の「キャラクター背景」を元に「セッション用データ」を作成します。
GMがセッションで必要と判断するならば、標準で用意された「セッション・グレード」から「総経験点」「成長回数」「所持金合計」を変更することも出来ます。この場合、必ず募集時に明記して下さい。
セッションの開催形式
掲示板形式(BBS・Blog等)
共用セッション掲示板および共用セッション会議室を使用するか、GMがセッション用の外部サイトを作成してください。共用セッション掲示板のスレッドやセッション用の外部サイトを作成したら、募集スレッドを編集したり新しく返信をして、そのURLを提示し、参加者を会場へ誘導してください。
サイコロを振る際には、SWWWに設置しているダイスチャットを利用できます。もちろん、GMが用意したダイスツールを使用しても構いません。
チャット形式(IRC等)
IRCやCGIチャット、どどんとふ等を使用してください。CGIチャットを利用する場合、GMがセッション用のチャットを設置するなりして用意してください。
SWWWに設置してあるチャットは、チャット形式セッションの会場として利用できませんのでご注意ください。
セッションの募集期間
募集の開始から締め切りまで、最低3日間の期間を設定してください。たとえば、10日に募集を開始したなら、締め切りには13日以降を指定します。
また、一度設定した締め切りを、参加者が十分に集まったからなどといって、早めることはしないでください。早い者勝ちにしてしまうと、募集掲示板の確認頻度が低い人や、応募を検討していた人から、参加の機会を奪ってしまうためです。
例外として募集期間が3日未満でも、チャット方式セッションを行うことができます(これを便宜上、突発セッションと名義します)。
突発セッションのPC報酬ですが、名誉点は必ず正規のセッションより半減(端数切り上げ)して渡してください。1ゾロ経験点はそのままで構いません。
尚、突発セッションのGMボーナスは、すべて短期未満の扱いとなります。
セッションの開催期間
セッションは最長でも、セッション開始日から3ヶ月の予定で募集し、開催してください。
セッション期間が2ヶ月を超過した場合。プレイヤーにはそのセッションを無条件で途中抜けする権利があります。
参加者から、セッションを途中抜けしたい意思表示があった場合は、速やかにその参加者を解放してください。また、GMはすべての参加者に、セッション継続の意志があるかどうか確認してください。
参加者の拘束と解放
プレイヤーは、ひとつのセッションに応募や参加をしている間、他のセッションに応募や参加をすることができません。セッションの参加者は、参加中のセッションから解放処理があるまで、そのセッションに拘束されます。
解放処理とは、そのセッションの募集スレッドに、GMがセッションを終了する旨の書き込みをするか、特定の参加者を解放する旨の書き込みをすることです。チャット形式セッションの場合は、ログがWebに公開されている必要があります。
また、例外として、募集時に提示した開催期間を超過していて、募集スレッドへの返信で、参加者みずから途中抜けする宣言があった場合、その参加者はその時点でセッションから解放されます。
セッション・ログ公開の原則
SWWW2.0で開催されたセッションは、原則としてプレイログを保存・ウェブ上で公開する必要があります。SWWWは開かれた交流を旨とするオンラインセッションサイトだからです。
セッションが終了したら、すみやかに、そのログをWebに公開してください。その際、参加者のIPアドレス等、ログに個人情報が残っている場合は、その部分を編集して削除してください。
またチャット式セッションの場合、必ず時間表示は残したままで公開してください。
ログの公開が行われなかったセッション、及び公開したログに不備があるセッションは開催されなかったものとなります。注意してください。
ログ公開の手段
セッション・ログをWebに公開する手段としては、以下のようなものが考えられます。
- レンタルサーバーを借り、その領域にアップロードする
- ブログやWiki等を設置し、記事として作成する
- Dropboxのpublicフォルダに保存して公開する
オリジナルルール:GMボーナス
SWWW2.0でセッションを1度開催するたび、GMはボーナスとして以下のうちいずれか1つを選択・取得できます(取得しなくとも構いません)。決定・取得のタイミングはセッション・ログ公開時です。ボーナス取得を持ち越す・保留することはできません。
GMボーナスリスト
- 【突発セッション】条件:募集期間が3日未満のもの
または、掲示板・チャット形式共に短期未満で終了したセッション
及び、同スレッドで繰り返し開催できるセッションすべて
経験点50点、所持金50ガメル、名誉点10点の何れか「1つ」を、所持PCの「1人」に追加する。
【チャット形式(短期)】条件:開催5時間以上(プレイ以外の雑談等は除く)
経験点100点、所持金100ガメル、名誉点20点の何れか「1つ」を、所持PCの「1人」に追加する。
【掲示板形式(短期)】条件:開催7進行以上
【チャット形式(中期)】条件:開催10時間以上(プレイ以外の雑談等は除く)
経験点200点、所持金200ガメル、名誉点40点の何れか「1つ」を、所持PCの「1人」に追加する。
【掲示板形式(長期)】条件:開催15進行以上
【チャット形式(長期)】条件:開催20時間以上(プレイ以外の雑談等は除く)
経験点200点、所持金200ガメル、名誉点40点の何れか「1つ」を、所持PCの「2人」に追加する。
または何れか「2つ」を、所持PCの「1人」に追加する。
※GMボーナス「1つ」を「2人」に追加する場合。それぞれ内容の違うものでも構いません。
(例:PC1には経験点200点、PC2には所持金200ガメル追加はOK)
またGMボーナス「2つ」を「1人」に追加する場合。同じものを重複させることはできません。
(例:同じPCに名誉点40点を2つはNG)
オリジナル・モンスターについて
GMは、ルールブックに存在しない、オリジナルのモンスターをセッションに登場させても構いません。ただし、「このモンスターは特殊な存在であり、一般的な存在ではない」との注釈を付けるようにしてください。
オリジナル・モンスター作成時の指針
オリジナルモンスターの数値的なデータは、ベースとなる魔物の能力を増減して作成することを推奨します。ただし、セッションを楽しく、公平に遊ぶために必要であれば、自由に作成しても構いません。
ルールブックやサプリメント記載のデータを一部変更して登場させる場合、セッションログの公開の際、著作権に留意して下さい。
オリジナル・アイテムについて
GMは、ルールブックに存在しない、オリジナルのアイテムをセッションに登場させても構いません。加えてセッション終了後、PCへのメモリーアイテムとして与えても構いません。
ただし、メモリーアイテムの持ち込み可否については、セッションを開催するGMにすべて一任されます。
また、オリジナル・アイテムの能力が公式世界に極めて深刻な影響を及ぼすと運営が判断した際、アイテムの修正または消去を指示することがあります。予めご了承ください。
オリジナル・アイテム運用時の指針
SWWWは、ゲームデザイナーが想定した小規模で閉じた環境ではなく、多人数で世界観を共有する開かれた環境です。特殊な設定をセッション外に持ち出すと、世界観の共有は困難になってしまいます。オリジナル・モンスターやアイテムにまつわるエピソードは、できる限りセッション内で完結するように調整してください。
特別なデータを持たない、記念品のようなフレーバーアイテムについては、とくに制限がありません。
プレイヤー募集テンプレート
セッションを開催するには以下のテンプレートに沿った募集文を用意し、冒険の募集と応募掲示板に新しいスレッドを作成してください。